サイトができてから1週間たったかどうかという時に、初のご注文が入りました!
そんなにすぐにご注文があるとは思っていなかったので、これは本当なのか??とちょっと半信半疑。
でも、どう考えても本当だとわかり、落ち着いてご注文を発送しました。
たしか、パッチワーク用の和柄生地数点のご注文でしたが
オープンからまもなくご注文を頂けたことで、インターネットで布を売ることは可能なんだとちょっと自信を持ちました。
サイトができてから1週間たったかどうかという時に、初のご注文が入りました!
そんなにすぐにご注文があるとは思っていなかったので、これは本当なのか??とちょっと半信半疑。
でも、どう考えても本当だとわかり、落ち着いてご注文を発送しました。
たしか、パッチワーク用の和柄生地数点のご注文でしたが
オープンからまもなくご注文を頂けたことで、インターネットで布を売ることは可能なんだとちょっと自信を持ちました。
ブログ | 2022.12.01
サイトができたら見てもらわないと始まらないのですが、
ウェブ広告もなかった2002年当時の集客方法は、掲示板やウェブリング。
ウェブリングなんて、今は存在しないのでは??と思います(^^;)
お互いのサイトを相互リンクして認知度を高めるという方法もありましたね。
私もできることはいろいろ試していました。
が、当時の大きな問題は
ということ。
今では信じられないかもしれませんが、家の電話線をはずして
そこにパソコンをつなぐんです。
パソコンにつないでいる間は電話料金がかかる上に、電話もできず。
なので、つないでいる間はいかに効率よく作業をするか、というのが大事。
常時つながりっ放しが一般的な現在からすると、信じられない状況ですね。
お店のページも日本語サイトから作り始めたのですが、
当時は今のように作ってくれる制作会社や、専門知識がなくても自分で簡単に作れるようなサービスもなく、
本を読みながら独学でサイト制作を勉強しました。
ホームページの仕組みは、今に比べると非常に単純なものでしたが、独学はそれなりに大変でした。
商品ページはもちろん、ショッピングカートも自分で組み込んで、という流れで
分からないことがあっても聞く人がいない!というのが非常に困りました。
ああでもない、こうでもない・・・と数日かけて、やっと問題解決!ということもありました。
それでもなんとかサイトが完成。達成感はかなりのものでした。
開店当時の商品は、仕入れてあった和柄のパッチワーク向き木綿生地・約30種類。
商品画像は、写真ではなくスキャン画像。それの方が現物の色に近かったのです。
販売する商品を仕入れたら、お店のサイトを作らなければ・・・
ですが、その前にお店の名前を決めないと始まりません。
「布」という言葉は必ず店名に入れたいなぁ~
英語のショップ名はどうしよう~
と考えに考えて
「布」のものがたりを紡いでいくという想いをこめ
英語では Fabric Tales
と決定!
布にまつわるものがたり
布をつくる皆さんのものがたり
布を使うお客様のものがたり
・・・いろいろなものがたりを紡ぐ一端を担えれば、布を愛する私にとっては幸甚です。
最初はなかったのですが、今はお気に入りのロゴも^^
パッチワーク向きの生地を販売すると決定し、商品の仕入れを開始。
少量ずつでも仕入れできるルートを探し、なるべく少量・多品種の品揃えを目指すことにしました。
大阪や東京で商品を仕入れ、約30種類の木綿生地を用意。
いざ和風柄を探してみると、「ザ・和柄」改めて、和柄のおもしろさを発見しました。
その頃に販売していた生地はもうありませんが、一部画像が残っていました。
人気のあった小梅柄のドビー織コットン生地、可愛く上品で私もお気に入りでした。
「布が好き」といっても、それがどう仕事になるのか――もいろいろ考えました。
・好きなことは仕事にせず趣味にとどめておいた方がいいという考えもある。
・布が好きだから布を売るのか、布で作る人になるのか、作ったものを売る人になるのか。
・布を売るならどんなものを誰に売るのか。
…などなど。
プロヴァンス地方のプリントも好きで、ひとりで南仏旅行をしてみたり。
外国の生地を輸入することも考えましたが、最終的に日本のパッチワーク向き木綿生地をインターネットで海外に売ることに決めました。
通販は生地の素材感を伝えにくいですが、パッチワーク向きなら一定の質感が共通認識としてあるのではと考えたからです。
英語サイトを作って海外に売ると決めたものの、いきなり海外向けに販売するのはハードルが高いので、まずは国内向けから始めることにしました。
2022年5月で、布がたり開店から満20年を迎えることができました。
ありがとうございます!
ネット通販の歴史とも重なるこの20年を、少しずつ振り返ってみようと思います。
布がたりは店主・上田が、ただただ《布が好き♪》の思いで始めたインターネット通販専門のお店です。
始める前は、布や手作りとはまったく無縁の仕事をしていたのですが、それを一生続けることに疑問を感じ、別の可能性を探り始めます。
別の仕事を決めるにあたり考えた条件は3つ。
・好きなことをしたい
・ひとりで始められる
・それほど資金が要らない
好きなこと=手作り、特に布を使うこと⇦これは自分の中で明確でした。
幼稚園の頃からいろいろな手芸を楽しんでいて、思い出せるところでは・・・
ビーズ、刺しゅう、編み物、フックドラグ、アートフラワー、パッチワークキルト、洋裁などなど
どれも楽しかったです(^^)
祖母や母から教わったり、本を見て始めたり、見よう見まねだったり…やり方はいろいろですが、
何かができた時の喜び・達成感は何にも代えがたく、いろいろなことに挑戦していました。
そんなことを改めて思い出した、布がたりの開店前です。
4/27~4/29に東京ビッグサイトで開催された「日本ホビーショー2022」に共同出展いたしました。
今回の出展は、布がたりが 京都のちりめんメーカー・西村庄治商店さんの公式販売サイトになったご縁によるもので、関連する
○日本つまみ細工コーディネート協会さん
○折り紙アーティストの折居和美先生
とご一緒させていただきました。
布がたりは、ちりめんの展示・販売を担当!
いつもは画面で見ていただいているちりめん生地に、実際に触れていただくことができました(^^)
定番の人気生地以外にも、
折居先生がワークショップに使われていた「ちりめん折り布」
ホビーショーで初お目見えとなった一越ちりめんの水玉状のぼかし柄
など、実物でこそ良さが伝わる商品にも注目していただけて、ありがたかったです。
また、何より嬉しかったのは、いつもご注文してくださっているお客様が会いに来てくださったこと!
中には、わざわざ作品を持ってきてくださった方や、お写真を見せてくださった方もいらっしゃいましたよ。
▼dimple さまの作品です▼
ネット上のやり取りとは違う形で交流ができ、本当に貴重な機会となりました。
▼さゆう さま・シルバニアハンドメイドコンテストノミネート作品▼
もちろん、新しいお客様との出会いもたくさん!
こんなものを作りたいんだけど・・・というご相談に乗るのも、その場で生地を見ながらだとやはりスムーズに進みますね。
実際にお会いすることの大切さを実感いたしました。
コロナ禍の中、3年ぶりに開催された日本ホビーショー。
本当にありがたい機会を頂きました。
ご来場くださった皆さま、
ご一緒してくださった 日本つまみ細工コーディネート協会の皆さま、折居和美先生、そして西村庄治商店様、
ありがとうございました。