サイトができたら見てもらわないと始まらないのですが、
ウェブ広告もなかった2002年当時の集客方法は、掲示板やウェブリング。
ウェブリングなんて、今は存在しないのでは??と思います(^^;)
お互いのサイトを相互リンクして認知度を高めるという方法もありましたね。
私もできることはいろいろ試していました。
が、当時の大きな問題は
インターネットに接続するのが高い!
ということ。
今では信じられないかもしれませんが、家の電話線をはずして
そこにパソコンをつなぐんです。
パソコンにつないでいる間は電話料金がかかる上に、電話もできず。
なので、つないでいる間はいかに効率よく作業をするか、というのが大事。
常時つながりっ放しが一般的な現在からすると、信じられない状況ですね。
お店のページも日本語サイトから作り始めたのですが、
当時は今のように作ってくれる制作会社や、専門知識がなくても自分で簡単に作れるようなサービスもなく、
本を読みながら独学でサイト制作を勉強しました。
ホームページの仕組みは、今に比べると非常に単純なものでしたが、独学はそれなりに大変でした。
商品ページはもちろん、ショッピングカートも自分で組み込んで、という流れで
分からないことがあっても聞く人がいない!というのが非常に困りました。
ああでもない、こうでもない・・・と数日かけて、やっと問題解決!ということもありました。
それでもなんとかサイトが完成。達成感はかなりのものでした。
開店当時の商品は、仕入れてあった和柄のパッチワーク向き木綿生地・約30種類。
商品画像は、写真ではなくスキャン画像。それの方が現物の色に近かったのです。
販売する商品を仕入れたら、お店のサイトを作らなければ・・・
ですが、その前にお店の名前を決めないと始まりません。
「布」という言葉は必ず店名に入れたいなぁ~
英語のショップ名はどうしよう~
と考えに考えて
「布」のものがたりを紡いでいくという想いをこめ
布がたり
英語では Fabric Tales
と決定!
布にまつわるものがたり
布をつくる皆さんのものがたり
布を使うお客様のものがたり
・・・いろいろなものがたりを紡ぐ一端を担えれば、布を愛する私にとっては幸甚です。
最初はなかったのですが、今はお気に入りのロゴも^^
パッチワーク向きの生地を販売すると決定し、商品の仕入れを開始。
少量ずつでも仕入れできるルートを探し、なるべく少量・多品種の品揃えを目指すことにしました。
大阪や東京で商品を仕入れ、約30種類の木綿生地を用意。
いざ和風柄を探してみると、「ザ・和柄」改めて、和柄のおもしろさを発見しました。
その頃に販売していた生地はもうありませんが、一部画像が残っていました。
人気のあった小梅柄のドビー織コットン生地、可愛く上品で私もお気に入りでした。